「命、夢、希望、どこから来てどこへ行く?」

どうもマッハです。

滝川さんのとラブストーリーも
最終章を迎えました。

最後までお付き合いお願い致します。

そこには、あり得ないような
光景が広がっていました。

パトカー2台救急車1台消防車1台

お巡りさんに話を伺うと
死因は首吊り自○。
身近にこの様なことが起きるとは
誰が想像できたのか。
泣き崩れた彼女の隣には黙って
居ることしか出来なかった。

葬儀屋が来て
遺体を保冷剤の詰まった棺桶にしまい
事件現場にあったであろう血痕を吹き
一段落終えた後。

僕は初めて生で亡くなった人を見ました。
肌は青白く、そこに目を閉じて
眠りっぱなしの滝川ママを見た。

二度と目を覚ますことはない
数日前まで生きていた人間が
ただの肉の塊に変わってしまった。

悲しいというより
あり得ないことが現実になっていて
事実を受け止められなかった。

滝川パパ
マッハくん、今日はゆかの側にいてくれ
頼む。


わかりました。

滝川さん
ママずいぶん先になるけどまた天国で
みんなでご飯食べたいね、さようなら。

滝川パパ
マッハ君、ママから手紙が。

それは遺書だった。

みんなごめんなさいと書かれた内容。
誰にも相談できず一人で悩んでいたこと
生きるのに疲れてしまったという事
娘の成長を見届けることができず
悔やんでしまっていた事
そこには一人の母親としての
最後のメッセージだった。

「マッハ、ゆかのことを宜しくね」

手紙の最後に書かれていたのは
僕の事だった。

僕は静かに肩が震え
目から涙が止まらなくなってしまった。

その日は滝川家はママの棺桶と共に
夜を過ごし僕は別の部屋で寝ることになった。
その場所は亡き滝川ママの部屋だった。

よく見ると壁に設置された
フックが折れている。

そう、一度首吊りに失敗をしているそうだ。
あまりにも生々しい現実に僕の頭は空っぽになった。

そして、よく見ると床には血痕の拭き残しがあった、僕はその部屋で一晩過ごした。


じゃあすいません。
お父さん僕仕事に行ってきます

滝川パパ
うん、巻き込んでしまって申し訳ない
また進展があれば連絡するよ。

滝川さん
仕事行ってらっしゃい。

僕は一晩のうちに考えた。
彼女と彼女の家族と引っ越し
支えていこうと思っていた。
初めて結婚を考えた瞬間でもあった。
当時18歳の僕。

職場に着くと朝の朝礼の前に
泣いてしまった、当時働いてた
社長にこんなことがあったと相談をして

社長
お前がそんなメソメソしてたら
ダメだろ、しっかりしろ
じゃなきゃ相手の事支えられねえだろ


はい、、、頑張ります。

そこから2週間ほどして

お金を貯めるからということで
ラウンジで働くということを
彼女から聞いた

人は環境の変化があった際に
変化と同時にゆっくりと別れが告げられる
事があるとはまだ僕は知らなかった。

僕は彼女に
一緒に家を借りてそこで家族で住みたいと
まだ早いが結婚も考えてると伝えた。

滝川さん
ごめん。私は結婚を考えていないし
やっぱりショックが大きすぎて
しばらくはお父さんとマロンの3人で
静かにしていたい。それにまだまだ遊びたいから別れたい、ごめんね。

予想外すぎる返答に
返事に困った。
え?しかもフラれたぞ?
こんなあっさりに?
そりゃそうだ18歳で結婚なんて
ファンタジーすぎる。

交際してわずか半年
あまりにも濃すぎた半年
に終わりが告げられた。

一体、今までの事はなんだったのか
僕の心はなんだなポッカリと穴が
空いてしまった。

悲しいというかあっさりしすぎて
なんだかわからない感じになってしまった。

そうして、僕は
そっと出会い系アプリをインストールした。

という事で、亡き元カノママに
よろしくと言われたがあっさり振られ
また新たに人生を歩むマッハでした。

女の心は秋の空模様ってやつですかこれは。

次回は出会い系シリーズまたやりますんで
よろしくお願い致します🙇‍♂️

あ、最近モテ期なのかわかんないですが
遠方の女の子に動物園デート誘われたり
可愛いキャバ嬢にマージャン誘われたり
なんだが、メンヘラの元カノと別れてから
人生が上々になってきました
今年の抱負は7股ですからね、気張ってやっていきましょう。