YouTubeを見てくださっている方はすでにご存知かもしれないが、私は昆虫や爬虫類といった”ゲテモノ”がかなり食える方だ。というか結構好きである。

先日も新年初のゲテモノ喰いをしてきた。ゲテモノ初めである。食べたのは大定番のカエル。その味は鶏肉に似て非常に淡白で美味であり、初心者でも食べやすく、ゲテモノ入門編にふさわしい1品だ。ゲテモノ初めにも相応しいといえる。

ところが、私は実のところその日がカエル初挑戦であり、注文を入れてからやや緊張した面持ちでカエルが供される”その時”を待っていた。
ついに店員さんが怪しげな銀皿を手にこちらへ近づいてくる。ついに、”その時”が来たのだ。
テーブルに置かれたそれは、まあなんというか、普通にめちゃくちゃカエルだった。皮をはいでもちゃんとカエルだった。足の筋肉が生前の姿を想起させ、正直かなりのインパクトがある。写真を載せておくのでぜひ参考にしていただきたい。

一緒にいた友人たちもあまりのカエル具合にドン引きしていた。私は友人たちの反応をよそにさっそく齧り付いてみた。とても美味い…。味はクチコミ通り、鶏肉なのだが身のしっとり感は鶏肉すらも凌駕する。なんならカエルの方が美味い可能性もある。
あまりの美味しさに私は友人たちにもカエルを勧め、食わせた。最初は嫌がってたがひと口食べるとその味に驚いていた。

誇張無しで本当に美味いのだ。これからゲテモノ喰いをしてみたい!という方がいらっしゃれば入門編としてカエルとイナゴを勧めたい。見た目さえ克服出来れば本当に美味しい。
今年もバンバンゲテモノ喰いをしていきたいと思っている。ゲテモノ同好会を立ち上げ予定なので参加希望者は私までご一報ください。とりあえず次はスズメを食べに行くつもりだ。