最近の都会人は水道水を飲まないらしい、という情報を小耳に挟んだ。
この情報は、地元にいる時も上京してからも水道水をゴクゴク飲んでいた私にかなりの衝撃を与えた。
高校生の時はわざわざペットボトルの水を買って飲む同級生を「水道水飲めよ(笑)」と揶揄っていたものだが、むしろ今は水道水を飲みまくる自分が「いろはす買えよw貧乏人w」と揶揄される立場になってしまったのだ。形成逆転、大敗北である。貧乏人は間違いではないのだがこれは大変悔しい。
実のところ現在もペットボトル飲料を買うお金すら渋っている。大学にはマイボトルを持っていき、友人には「エコロジー、SDGsだ」ともっともらしいことを言っている。貧乏学生の精一杯の強がりである。
いいかい学生さん、
ペットボトルの水をな、
ペットボトルの水をいつでも
買えるくらいになりなよ。
それが、人間
えら過ぎもしない
貧乏過ぎもしない、
ちょうど
いいくらいって
とこなんだ。