免許皆伝

どうも、マッハです

人生の師範達からの続きです。
詳しいことは前回の記事を読んでください。

かくして、ネットで出会い
リアルで出会ってしまった
マッハ君はあっけなく振られてしまった。
という感じでしたね。

そして
当時スマホが普及し始め
出会い系アプリと言われるものが
流行り始めました。

そう、アメトークのアイコンをパクった
「ひまトーク」というアプリ。
これがいけなかった…
圧倒的に私の生活スタイルが変わってしまった….
このアプリ、当時は入れ食いだったんですよ
10件ライン交換したら3-4人は本物の人
なんですよ。

そして、当時16歳の僕は
27歳の山口県出身の美人おねーさんに
会いに埼玉の八潮に行きました。
そりゃもうドキドキなわけですよ
出会う前から電話やらラインのやりとりで
良い感じになってるわけで
もうこりゃ勝ち確だ!って思ってました。

とりあえずミニストップの外で
所定の場所ねタバコを吸いながら待っていて

肩をチョンチョンと
叩かれたので振り向いたら

僕の心は凍りつきました。

写真でみた二重ぱっちりの鼻が高く
端正な容姿とは180度真逆の
大嘘つきの横綱ちゃんが到着してました。

顔は太った北朝鮮の能面みたいなツラで
明らかに顔面の余白が
広すぎてホラーでした。
僕は初回で可愛い子を引き当てたので
それが普通だと思ってたので
面食らってびっくりしてしまいました。

しかもこの時僕は


びっくりした!!脅かさないでよ…

能面の女
ごめんねwwwじゃあ私の家行こっかwwww

この圧倒的スピード感はなんだ、、、
ていうかなんで写真と全く違うんだよ。
ただ僕はもう完全に落胆していて
すぐにでも帰りたくて仕方がなかった。

そして僕は聞いてしまった。


ねぇ、写真と全然違うからびっくりしちゃった

能面の女
あー私薬飲んでから太っちゃったのね!
昔はその写真で可愛かったんだよーw

僕は信じられなかった。
世の中にこんな残酷な現実があるなんて。

なぜかわからないがその女の家に行き
女の話を延々と聞いていた。

将来はトラックの運ちゃんになる
お父さんが大型トラックの運転手で
憧れだからと。

確かにお似合いだ。
表に出て女を武器にしてサバイバル
するタマではなかった。

手入れの行きとどいてない髪の毛
明らかに病気を疑う肥満体系
そして、どうでもいい自分語り
安いからという理由で
赤ラークのロングを吸ってるその女は
どこからどうみても30代の気合の入った
女性トラック運ちゃんにしか見えなかった。

こいつぁ女を捨てている間違いない。

僕は夏場で汗をかいてたので
風呂場だけ借りて
クーラーつけて寝ていた。

狸寝入りをしていたのが
僕の事をかっこかわいいなど
愛でてきたのだ。

クーラーが効きすぎてるのか
それとも恐怖のあまりなのか
背筋に悪寒が走った。

昼下がりから昼寝をして17時
学校サボってまで会いに行くには
あまりにも無駄撃ちだった。
私は能面の女にそろそろ帰ると伝えて
帰った。

能面の女
また会おうね!連絡してね♡


うん、またねー!

帰りの電車の中で。

能面の女
今日会ってくれてありがとう!
めっちゃかっこいいね!
次はいつ会える?


うーん次は来週の水曜日かなw

能面の女
わかった!
寂しいからまた電話してね😢
約束だよ!


おっけー。

そして僕は考えることをやめて
ラインをブロックした。

ボタン一つで終わってしまう
なんて悲しすぎるね。

まあ、当然のことなんだけどさ。

このシリーズはまだまだあるので
また続きを書きます(笑)