お久です!マッハです!

本日は20時からラウンジシャーリーオープンですよ!☺

本題はこちら↓

 

思い出には二人が歩いた足跡を残して

はい!どうもマッハです!
「前回の真白な時は風にさらわれて」
の続きとなっております🙇‍♂️

そして、滝川さんを迎えに行った僕は
傘を刺して彼女の手を取り
足元を取られながら雪道を進んでいきました。
ファミマから徒歩8分
そこに滝川さんの自宅があった

滝川さん
送ってくれてありがとう〜


いいえ!バイト先から
めちゃくちゃ近いんだね!
羨ましいんだけど笑

滝川さん
そうそう〜でも卒業したら
辞めちゃうけどね


へぇ〜卒業したら何すんの?

滝川さん
やりたい事ないんだけど
ネイルに興味あるから
ネイルやろうかなーって


良いじゃーん。
お洒落でいいやん

たわいもない会話をしたのちに

滝川さん
雪すごいね!
見てこれ!雪だるま作ったんだー


ちっこくて可愛いなぁ。
雪合戦でもする?

滝川さん
良いよ!

そりゃもう弾けるような笑顔で
雪合戦してる姿は今でも忘れられません。雪合戦が終わり
そろそろ帰る雰囲気になり


いやぁ滝川さん可愛いなぁ
彼氏いないの?みんなからは
なんて呼ばれてんの?

滝川さん
ゆかだから、ゆったんって呼ばれてるよ!


じゃあゆったんって呼ぶわ〜
今度デートしてねまたね!

滝川さん
チャラいな〜w
良いよ〜気をつけて帰ってね!

深夜の帰り道
僕は確かに小さく右手で
ガッツポーズをした。


さて、どうやってアタックしよう
初めて会ったとはいえ
デートの日程決めてないし
参ったな、、、、

そこから1週間僕は
ちょこちょこラインを飛ばし
電話をして仲を深めていきました。

そして、日曜日

卒業間近の僕は
僕は何故かわからないが
所沢に一人で飲みにいった
未成年の癖に一人居酒屋。

そこで飲んだカシス系のカクテル。
度数が高いなんて知らず
グビグビ飲んでしまった。

もちろんその後は一人でベロベロに
酔っ払い、プロペ通りのファミリーマートのトイレで大量に吐いてしまっていた。

この時も僕は考えていた。
1週間経ったが何も進展がない
早く決着をつけてしまいたい。

恋愛は短期決戦と枕で押し切る僕だったが
ガチ恋だけにビビってしまっていた。
即日お持ち帰りモットーの中村は
それ以外の術を知らなかったから。

仕方ない。
熱意で押すしかない
フラれたら仕方ない
腹くくるか、、、

夕方17時

たっくん
マッハ何してんのー?


あ?今から
女の子口説いてくるんだよ

たっくん
え!?マジ?!また女変わってんのかよ!
お前も変わったな笑


うるせー、お前が
童貞が恋愛を語るじゃねえって
言ったからだろうが。

たっくん
お前マジでチャラくなったよな笑


いやマジで今回はガチなんだよ!
超可愛いぞ!今度の子は大当たり!
今度実物見してやるよ!

たっくん
お前が自分の物に出来たらな笑笑


まかせろ、絶対上手くやってみせる。

夜21時


今からそっち行っても良いー?

滝川さん
良いよ〜急にどうしたの?


いやぁ、酔っ払ってしまったよ
なんか会いたくなっちゃってさー

滝川さん
うわ!不良だ!笑
気をつけてきてね!

入間市駅からバスで向かい
相手の自宅に到着。

滝川さん
どうしたの〜こんな夜中に笑


いやさぁ大事な話があって….笑

滝川さん
何〜?大事な話って?


滝川さん!俺と付き合ってください!

その時確かに時が止まった。
即答ではなかった。
10秒くらいの沈黙が流れて
その瞬間はとてつもなく
長い時間だったのは覚えています。

滝川さん
え〜?さては、酔っ払ってるな?笑


酒は飲んでるけど
お目目、頭ぱっちり!
マジで付き合ってほしいんだけど!

滝川さん
またまた〜笑酔っ払っちゃって!笑


(マジかよ、これ3回目でダメだったらあかんな、諦めるしかないか。)

…。
….。
…..。


三度目だけど、俺は本気です
酔った勢いでここに来たわけじゃないし
もう一度言います、俺と付き合ってください。

滝川さん
アハハ笑よろしくお願いします笑


え!?マジで!?良いの?
マジ3回目で断られたらダメだと思ってたんだけど!笑

滝川さん
いや、嬉しいよ笑
でもいきなりだからビックリしちゃった。


思い立ったらなんとかってやつじゃん!
なんか急に言いたくなって来ちゃった!

滝川さん
これからよろしくね☺

という感じでお付き合いが
始まっちゃいました。
人生で初めてペアリング買っちゃったり
一緒にご飯行ったり。
ちゃんとしたお付き合いは
これが初めてでした。


たっくん、彼女出来たぜ。

たっくん
お?マジ?見してよ写メ!


ほい、これが噂のゆったん。

たっくん
うぉお!かわいーじゃん!
中村さんも漢になりましたねぇ!!

そして、春風香る季節になりました。

僕の学校は少し変わっていて
通常通りに卒業する者
留年確定組、最初から4年卒て卒業する者

僕は3年卒でしたが
出会い系と女遊びにのめり込み
単位がギリギリになってしまいました。

なので、私の卒業式は
校長室でおこなわれました

僕一人に対して
8人の先生に囲まれながら。

そして、高校を卒業して
彼女はネイルの仕事に着き
僕はたっくんの親が経営する
トラックの工場に就職しました
週一で会って
デートらしいデートに行って
平穏な日々を過ごしていました。向こうのご両親とも仲良く
させていただいて
順風満帆に見えたところに
不幸は突然やってきます。

滝川さん
最近ママとすごい喧嘩するの


なんで?

滝川さん
仕事の残業が多くて
いつも帰るのが遅くなってて
それで怒られるの。
マッハと付き合ったせいで私が変わって
しまったって怒ってるの。


ええ!?俺のせいになってんの?
なんでやねん笑
まあ一人娘だし心配なんだろうね。

滝川さん
でも最近ママおかしいよ絶対。
なんか最近うつ病って言われたらしくて


マジで?そんな感じ全然ないのにね。
あんな明るいママがうつ病かぁ、、

そして後日
僕は彼女もラブホテルに行き
愛を育んでいました。

彼女の親戚が家に来たから
誰も出てこないから家を開けてくれと。

滝川さん
ちょっと待ってて、家開けてくるね


いってらっしゃい。

ホテルから家まで歩いて5分
ホテルの名前は「夢の城」

私は待ちました。
30分経っても1時間経っても戻ってこない

気になって彼女に電話をしました。


ゆったん、大丈夫?なんかあったの?

電話に出たのは
泣き叫び崩れてた彼女の声だった。

異常事態だと思い
僕はホテルをすぐにホテルを出ました。

次回。

「命、夢、希望、どこから来てどこへ行く?」